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2006年8月27日 (日)

スーパーマン~リターンズはいかに?~

Photo_41 スーパーマン

誰もがご存知のアメリカンコミックスのヒーロー。

でも、今回ご紹介する作品は28年前に、初めて実写化された作品。

1978年の作品で、監督はリチャード・ドナー。オーメンやリーサル・ウエポンの監督として有名です。

そして、音楽はジョン・ウイリアムズだったんですね。知りませんでした。このスーパーマンの制作の前年1977年には、あの『スターウォーズ』の音楽を担当している泣く子も黙る巨匠です。

道理で、この映画の音楽もスターウォーズに似てるなあと思いました。(^0^;

さすがの巨匠も、前年のスターウォーズのイメージから抜け出せなかったんでしょうか?

出演は、クリストファー・リーブの他、マーロン・ブランドがスーパーマンの父親役、ジーン・ハックマンがスーパーマンの敵役で登場します。

さて映画は、惑星クリプトンで三人の反乱者を罰するところから始まります。

その裁判を進行しているスーパーマンの父(ジョー=エル)は、反乱者を罰するものの、惑星クリプトン自体が破滅寸前にあることが気がかりでなりません。

惑星からの脱出を提案するものの、誰からも相手にされず孤立が深まるばかり。そして、遂に自分の子供カル・エル(後のスーパーマン)だけでも助けるために、カプセルに入れて脱出させます。

その時に選んだ星が我が『地球』。

そして、1951年、アメリカの片田舎の草原に落下し、たまたまそこを通りかかった老夫婦に拾われます。

ただ『拾われる』と言っても、隕石のような落ち方をしてきた横をトラックで通りかかったのですが、慌てて車を停めて近寄ってみると、隕石のような中から小さい子供が現れる!!

老夫婦には子供がいなかったこともあり、その子を育てようと決意するのですが、まあ冷静に考えれば、隕石の中から裸で出てきた子供を育てるかあ~と思いますけどネ。しかも、いきなり子供がトラック持ち上げてるから、またまたビックリ!

ホンマ、アメリカ版桃太郎みたいです。

この時にスーパーマンを拾った夫婦の名前が、クラークで、子供にはクラーク・ケントと名づけます。

それから15年が経過し、クラーク・ケントも18歳になるのですが、何せ、普通にしてるだけで、『スーパー』なわけですから、当然、誰からも相手にされず、逆に気味悪がられてしまいます。

ちなみに、この高校生の時に、自分の力を自分に嫌がらせをする友達に見せつけてやりたくて、列車の横を走っていくシーンがあるんですが、その時に偶然、その姿を見かけたのが、後にスーパーマンの恋人となるロイス・レーンという設定。

そして、自分を育ててくれた父親も亡くなり、悲しみに暮れるケントは、物置から不思議な光を放つクリスタルの棒を見つけ、自分が旅立たないといけない運命にあることを知ります。

(このあたりのシーンを見てると、なんか『かぐや姫』みたいなんですよねえ)

年老いた育ての母を置いて、北極(?)に向かうケント。(なんか、このあたりの話の飛び方もコミックならでは…って感じです。)

北極に来たケントは、そこで、持っていたクリスタルの棒を放り投げます。すると、クリスタルの棒に囲まれた要塞のようなものが現れ、生みの父であるジョー=エルが語り始めます。それから、今までの様々なことを子供に伝えるため、地球時間で12年の歳月が経過し、30歳になったクラーク・ケントは、いよいよデイリー・プラネット社に入社し、ロイス・レーンとも出会うことになるのです…

と、ここまで書いてきてもお分かりのように、この作品は、初めてスーパーマンを実写化させたということもあって、アクションよりも、スーパーマンが登場するまでを中心に描いてる感じです。

なので、思ったほどジーン・ハックマンも印象に残らず、アクション映画として期待してしまうと、ちょっと厳しいかも?です。

特に、映画の最後のほうは、正直、『それはアカンやろ!』と思うようなシーンも出てくるのですが、まあそれもご愛嬌ということで。誰もが知ってるスーパーマンの『なあ~るほど』知識を得るには、面白い作品だと思いますよ。

でも、いつもこういうアメリカの映画を観て思うのが、役者さんの頑張り!。

正直、今の僕らから見れば特撮部分はショボイと思うでしょうし、基本のストーリー自体がアメコミで荒唐無稽な部分も多いだけに、下手すると『お子様向け』映画になると思うんですが、それを観れる映画にさせてくれている大きな要因は『役者の演技のリアリティー』のような気がしますねえ。

これは、本当にいつも感心します。こういう映画の登場人物やストーリーであっても、あたかもそんな人物がいるかのように思わせるところがスゴイと思います。

あれって、なかなか出来ないですよ。実際、日本の映画を観てて、失望させられるところがそういうところの違いですねえ。(まあ、単に英語やからそう感じるだけのことかもしれませんが…)

映画の予告編を観るがぎり、現在上映中の『スーパーマン リターンズ』も、この作品のリメイクのようですけど、どうなんでしょうね?

ちなみに、スーパーマン リターンズの監督はブライアン・シンガーで、『X-MEN』シリーズの監督として知られてますが、X-MENでは、リチャード・ドナーが製作総指揮をしているところなんかハリウッドの人脈を感じます。

もう一つ、ちなみに、日本では、この1978年の作品は1979年に上映され、配給収入は28億円で洋画部門1位!に輝いたものの、第2作以降、上映の度に人気は低下していってしまいました。

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